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労務アドバイス vol.083

労基署の定期監督で多い指摘事項について (2023.09.15)

 厚生労働省の「労働基準監督年報」によると、労働基準監督署の定期監督で、指摘を受ける違反事項として、指摘の多い順に、安全基準、健康診断、労働時間、割増賃金、賃金台帳、労働条件の明示、年次有給休暇、就業規則、年次有給休暇の管理簿、時間把握についてとなっています。ここ最近で特に注意したいのは、年次有給休暇に関するものです。働き方改革法の中で改正が行われたことから、年10日以上付与されたすべての従業員について、付与した日から1年以内に5日の取得ができているのか、従業員ごとに年次有給休暇を取得した日付、取得日数、基準日が記載された年次有給休暇管理簿が作成されているかなどの確認が必ず行われますので、しっかり整理しておく必要があります。違反した場合は、違反者1名につき、30万円の罰金が科せられます。実際に弊社の関与先ではありませんが、罰金刑が科せられたケースもありましたので、安易に考えることは禁物です。

 

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