労務アドバイス vol.118
今年の最低賃金改定の目安が示されました (2026.08.25)
Aランク 54円(埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪)
B・Cランク 56円(Aランク以外の道府県)
7/28、中央最低賃金審議会において、令和8年度地域別最低賃金引き上げの目安が示されました。首都圏は1時間あたり 54円を目安に、今後、地方最低賃金審議会での議論を経て決定いたします。弊社代表は、千葉県最低賃金審議会、使用者側委員として毎年この時期になりますと、審議会に出席し、最低賃金決定までのプロセス・手続きに関与しています。昨年千葉県は、目安63円に対し、1円プラスの64円で決定しました。今年は、目安54円に対し、やはりプラス1円程度で決定するのではないかと思っております。使用者側委員としては、経営者側の立場となり、特に中小規模の会社のおかれた厳しい経営環境を訴え、大幅な賃金アップは避けるべきとの主張をしていきます。最終的に審議会で意見が割れた場合には、使用者側委員5名、労働者側委員5名、公益委員5名の計15名での投票となりますので、5人vs10人で、使用者側の意見が採用される可能性は低いのですが、十分な議論を尽くしていきたいと思います。なお、この最低賃金は毎年10月より適用されることとなりますので、(都道府県により適用の時期は異なることもある)パートタイマーやアルバイトだけでなく、月給制社員においても時間額に換算した結果、最低賃金を下回るケースもあるため注意が必要です。最低賃金違反には、賃金の差額支払いや罰則の対象となる可能性があります。早めに準備を進めましょう。
