【2011.02.17】    

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■ 職種による平均年収の違いは?
−全職種の平均年収450万円、3年連続前年を下回る−


◆ 約3万5,000人を調査
 総合人材サービス会社の株式会社インテリジェンスから、「職種別平均年収2010-2011年版」が昨年末に発表されました。
 これは、同社が運営する「DODA転職支援サービス」に登録(2009年8月から2010年7月末まで)した転職希望者のうち、25〜39歳の約3万5,000人、59職種の給与データを集計したもので、非常に参考となるデータとなっています。

◆ 6割以上の職種で平均年収が減少
 全職種の平均年収は450万円(前年比6万円減少)であり、3年連続で前年を下回りましました。職種別でも、「59職種」のうち「36職種」で減少しています。
 職種別の平均年収ランキングのベストテンは、次の通りとなっています。
 (1)「投資銀行業務」…891万円
 (2)「ファンドマネジャー・アナリスト・ディーラー」…654万円
 (3)「コンサルタント」…607万円
 (4)「経営企画・事業企画・新規事業開発」…607万円
 (5)「ITコンサルタント」…599万円
 (6)「MR」…599万円
 (7)「プロダクトマネジャー」…597万円
 (8)「法人営業(メガバンク・地方銀行・証券)」…576万円
 (9)「プロパティマネジャー・不動産専門職」…543万円
 (10)「セールスエンジニア・FAE」…542万円

◆ 「企画・事務職」部門の平均年収は?
 なお、「企画・事務職」部門については、上位から、「知財・特許」506万円、「マーケティング・商品開発」498万円、「法務」493万円、「財務」488万円、「広報」472万円、「経理」445万円、「人事」443万円、「購買・物流・貿易」425万円、「総務・庶務」410万円、「秘書」409万円、「事務・オフィスワーク」311万円となっています。
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