【2012.07.27】    

<TOIPCS>
■ 会社・事業を成功させるための10のポイント
−経団連・事業創造検討部会 発表−


◆ 16社からヒアリング
 日本経済団体連合会(経団連)は、2011年9月に「事業創造検討部会」を設置し、独自のビジネスモデルにより事業を成長させ、市場において高いシェアを確保する企業等(16 社)からヒアリングを行いました。
 このヒアリング結果をとりまとめ、今年6月に「各社の事業成功の10の要因」として発表していますが、貴社では、以下のうちいくつ当てはまりますか?

◆ 「事業成功の10の要因」の内容

(1) 優れた経営者の存在、独自の経営理念の徹底
 多岐にわたる能力を備えた創業者・経営者が適切な経営判断により会社を牽引し、独自の経営理念を社内に徹底し、組織としての一体感を醸成している。

(2) 時代の変化への対応
 ニーズを先読みする嗅覚、製品・サービスに落とし込む発想力、事業を遂行する実行力を有している。

(3) 自社の製品・技術・サービスへのこだわり
 製品・技術・サービスの質の維持と向上に取り組み、顧客の獲得・定着につなげている。

(4) 既存の技術・製品・サービスとの差別化・独自化
 従来からの発想を転換することができ、顧客や現場視点での発想を有し、研究開発等により差別化・独自化を図れている。

(5) 中核事業を基にした事業の多角展開
 中核事業で培った技術やノウハウを基に、関連する多分野へと事業を展開している。

(6) 事業形態や市場環境に応じた海外展開の推進
 研究開発・生産・販売など様々な形での海外展開を行っている。

(7) 優秀な人材の確保・育成・活用
 経験者や高齢者を積極的に採用し、海外を含めた教育研修を実施し、社員のやりがいを高める工夫を行っている。

(8) 独自の会社組織、社内制度、企業文化
 従業員が働きやすい環境をつくり、組織運営を効率化し、社員の結束の強化を図り、人材を有効活用している。

(9) 外部との連携・外部の力の活用
 異業種や海外を含む企業・大学・研究機関との連携・協力を通じて事業を拡大している。

(10) ブランドイメージ・知名度の向上
 メディア媒体・ポスターなど多様な広告宣伝活動を行い、認知度やイメージを向上させている。

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